気がつくと、放ったらかしもいい加減なこのブログ。。
もう1年以上もの放置でした。。
洋服を作りながら伝えたい事は沢山あるのに、
心と行動が追いついていない。
iroito wearが始動して1年半が経ち
色々なデザインの色々な商品が増えてきました。
一番の新作はべんがら染めから離れて、藍染め作家さんとのコラボレーション
島根県は安来市にある1870年より続く紺屋
『天野紺屋』
http://amanokouya.com/の5代目天野尚さんに
iroito wearのLakshmi skirtを染めて頂きました。
裁断/縫製した生成りのスカートを油抜きして天野紺屋さんへ送り
1ヶ月半程して、届けられたこのスカート
ワクワクしながら封を開けた時の一言は
『え?何これ?え?え?』頭がパニック???がいっぱい
本当に驚きました。
藍染めは好きだからよく手に取ってみるし
見慣れてるはずの大正紡績のスムース生地。
170年の歴史ってこういう事?って思わずの鳥肌。。
コットンからシルクの様な光沢。
どちらかというと荒っぽい重たいイメージだった藍染めの印象が一新!
とても女性らしく軽やかで美しく、
感動という言葉が一番相応しい染め上がりでした。
仕上げのウエストや裾の処理をして水洗いをしてまた驚き!!
藍染めや草木染めは今まで、水洗いでも染液が水に染み出してくるのに
水色がほとんど無色のそのまま。
天野さんにオーダーする時に、勿論色移りや日焼けの事も心配して
質問したときに返って来た言葉が、要約すると
『そんなに神経質にならなくても大丈夫ですよ〜』的な内容。
以前書物で、藍は古い程、丁寧に手入れされている程、色移りや日焼けは少ないと書いていたのを見て
どんな藍なんやろな〜と妄想していたところ
そのページのその活字がフラッシュバックするような
本当に美しい仕上がりでした。
写真が綺麗に撮れていないのがとても残念ですが
履いてみるとこういう感じ
私達が普段べんがらにこだわるのは環境面だけではなく
手に取って下さった方が、その後も愛着を持てる様なお手入れをできるから。
気に入って買い求めても、色移りやお洗濯の心配があるものを
私は洗い込んだり、ヘビーユーズにできないから、
というのもべんがらにこだわる大きな理由の一つ。
こちらの藍染めのスカートも、折り畳んだ状態で直射日光を浴びせたりしない限り
気にせずにご愛用して頂けると思います。
シルエットがとても美しく、歩くとき、階段を登るとき、
色々な動きの制限が無い様に、幾度も調整しながら作った物です。
在庫は僅かです。
オーダーも受け付けておりますが、
とても時間がかかりますのでご了承ください。
まだまだ伝えたい事が沢山あるから、
これを機にコンスタントにブログを書かないとな〜
web shop 月待茶屋
http://tsukimachichaya.ocnk.net/
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